オランダ・イエナプラン教育と、親子塾えすてぃむの教育の共通点とは
ぼくは3年前までは
個別指導の学習塾で
働いていました。
そのころから、
既存の教育への「違和感」は
強かったんですね。
もっと自然体で
エキサイティングに
学べるはずなのに、
子どもたちが
しだいに苦しくなっていく
教育って意味あるの?!
とすら思っていました。
その「違和感」から
まずは新しいコミュニケーションとして
日本に入ってきた
「コーチング」を学びました。
コーチングに関しても
目からウロコの連続でしたが、
これに関しては長くなるので
いまは書かないでおきます ^^
コーチングを学んでいったときに
あるコーチのブログに
こんなことが書いてあったんですね。
「オランダの教育では
すでに『コーチング』という言葉すら
使われていない学校があるんです。
つまり、学校の中で先生(グループリーダー)が
自然にコーチングを日々の中で
使っているということなんです。
わたしもオランダの新しい教育を
実践している学校を実際に見てきて、
驚愕してしまいました。」
そこから、
「新しい教育って何?」
というテーマが
ぼくの中にふつふつと
湧き上がってきたんですね。
インターネットのアマゾンで
「オランダ 教育」
で検索して、
興味をもった本を
片っ端から注文しました。
その中の何冊かに
「いまオランダでもっとも注目されている教育は、
イエナプラン教育だ」
という文言があったんです。
ぼくは
「イエナプラン教育」(ドイツ→オランダ)
そして
そのルーツとして存在していた
「フレネ教育」(南フランス)
について少しずつ学びを深めていきました。
イエナプラン教育のポイントは
数多くあるのですが、
ぼくが共感した3つの柱は
以下のとおりです。
1.異年齢学級(学年の違う子が同じ教室で教え合い、学び合う)
2.個別教育(教育指導要綱ではなく、個々の学習のペースを何よりも大切にすること)
3.グループ対話(自分の考えを言う、相手の話を聴く、を循環させる。哲学的な問いも取り上げる)
日本の教育から見ると、
「そんな複雑なことを
仕組みにできるなんて・・・!!」
と衝撃をうけると思います。
ぼくも衝撃を受けました。
この3つのポイントが
ぼくがイエナプラン教育で
共感した部分であり、
親子塾えすてぃむで行っていることの
「共通点」です。
ただ、課題ももちろんあります。
親子塾えすてぃむは
「親御さん(保護者)への
啓育活動にかなりの力と時間を配分している」
(裏を返すと、ここが最大の強みです)
ため、子どもクラスの頻度が圧倒的に少ない
という点です。
この課題に関しては
これからはぼく一人で悩むのではなく、
チームをつくって(もしくは後輩を育成して)
乗り越えていきたいと思っています。
もし新しい教育の選択肢や
親子塾えすてぃむの取り組みに
興味が出てきたかたは、
まずは勉強会に参加してみてください。
ふつふつと静かながらに熱い仲間に
出会えるはずです。
『長岡に新しい教育の選択肢をつくるための勉強会【オランダ・イエナプラン教育編】』
https://www.facebook.com/events/728006277407887/