思春期の男の子への接し方
ぼくは、母親から
勉強に関して
厳しい“声かけ”をされながら育ちました。
小学生のころは、
「宿題をやるまでは、遊びに行っちゃダメ!」
と言われ続け、
泣きながら宿題を
やっていたんですね。
やらされる勉強が本当に嫌いで、
母への不満も膨らみました。
でも、その厳しかった母の“声かけ”が
あるときから少しずつ減っていきました。
顕著になってきたのは、
ぼくが中学2年生くらいのときから。
バスケットボール部に入ったぼくは、
身長がぐんぐん伸び、
母親を10cm以上超えたんですね。
力も強くなってきました。
思春期特有のイライラ
(自立の芽生え)も
おとずれました。
ぼくは長男で、
母にとっては
はじめてのこどもだったので、
どう接していいか
わからないこともあったのでしょうね。
自分よりも背が大きくなり、
反抗的な態度をしてくる息子への
戸惑いが明らかにありました。
今までのような
厳しい“声かけ”をしようとしますが、
ぼくがそれを許さない。
母親が、
ぼくをコントロールしようとしても、
うまくいきません。
“反抗期”というやつですね ^^;
ぼくは、この
“反抗期”を経験できて良かった
と思っています。
ぼくの中にあったイライラを、
我慢せずに母にぶつけることが
できたおかげで
母も
「この接し方ではまずい、、、」
と思ったようですから。
そして、
今だからわかることですが、
このぼくの“反抗期”を通して、
ぼくも母も成長できた気がします。
男の子を持つお母さんは、
思春期は悩むかもしれません。
どう接したらいいかわからない、、、と。
でも、心配しないでください。
解決策は、シンプルですから。
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その子を信頼して、
コントロールを手放すこと
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これが一番効果的だと
実体験から言うことができます。
“反抗期”のときは、
お母さんへの
「依存」から「自立」へ
成長の階段を
登っているところなんです。
だから、
信頼して
こどもが成長の階段を登るのを
待つことが必要です。
こどもが登り切るのを
待つことができれば、
あとでお母さんとの信頼感が
間違いなく深まります。
こどもが自分で考えて、
自分で行動するようになる。
これは、お母さんが心の奥で
望んでことではないでしょうか。
階段を登り切る前に、
こどもをコントロールしようとすると、
こどもは“依存”を繰り返すようになります。
自分のことなのに、
自分で決められない大人
になるということです。
その結果、
進路の決断、
仕事上の決断
ができず、
さらにそれを
“相手のせいにする”という
悪いパターンができてしまいます。
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その子を信頼して、
コントロールを手放すこと
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これだけできれば、
“反抗期”が終わるころに
こどもと良い関係性が築けます。
もし、思春期の男の子の気持ちを
くわしく知りたいときは、
ぜひご相談ください。
事例もたくさんありますし、
ぼく自身もよーく覚えてるので ^^