ご家庭への「訪問セッション」も、お子さんと一緒に組み立てます
長岡市の個別型フリースクール・
親子塾えすてぃむでは、
件数は少ないですが『訪問セッション』もおこなっています。
(平日17:00以降の時間帯は、えすてぃむ教室での
セッションで埋まっているため、現在ご予約をお取りできません)
『訪問セッション』は、「家庭教師」とは違います。
家庭教師は「勉強(教科学習)」を
教えることがメインですが、
『訪問セッション』は、
「教えること」に重きを置いていません。
むしろ、お子さんがやりたいことを
「聴くこと」がスタートとなります。
お子さんが家族としか接点がない場合もあります。
そんなときに
得体の知れないおじさん(←ぼくのこと)が
訪問したら、お子さんは緊張しますよね。
(たとえ、親御さんから、えすてぃむのことを聞いていたとしても)
なので、訪問セッションの初めは、
その子の「好き」を少しだけでも
「聴くこと」を大切にしています。
そして、お子さんが一緒に
テレビゲームがしたいようだったら、
一緒にプレイします。
ぼくが持ってきたボードゲームに興味がありそうだったら、
一緒にプレイします。
ゲームをしながら、
どのキャラクターが好き?、とか、
ゲームの他には何が好き?、とか、
そんな雑談を楽しむんですね。
『訪問セッション』は、
このようにして
お子さんとぼくとで組み立てるもの、
という意識を持っておこなっています。
お子さんの訪問セッションにうかがうときには、
すでに親御さんとの個別セッションは終えていますが、
親御さんの「要望」は
お子さんのセッションのときは
参考程度にさせていただいています。
お子さんとの対話の最中に
新しい発見やアイデアが降ってくることが多いからです。
もちろん親御さんとの個別セッションで
ご家庭の様子を聴いたときに、
ぼくのほうで、これがいいかも、
と思った教材やボードゲームは持参します。
「白根さんが帰った後、
楽しかったみたいでおしゃべりがとまらないんですけど^^;」
と、LINEをいただくこともあります。
あと、これは副産物ではありますが、
『訪問セッション』の60分(もしくは90分)の時間があると、
親御さんが自分の時間をゆっくり持てるのが
とても良いそうです。
「家庭教師」とは違うアプローチではありますが、
お子さんが向かいたい方向を一緒に見る、
という点では共通点があるかも知れませんね。
「教科学習」だけが
「学び」ではありません。
「対話」や「やりたいことの書き出し(コーチング)」
も大切な「学び」です。
長岡市にもその意識が
ちょっとずつでも浸透していくといいな、
と願っていますし、
ぼく(親子塾えすてぃむ)も
行動し続けていきたいと思います。