数学が苦手なときに、どこからはじめたらいいの?
親子塾えすてぃむはフリースクールの看板を掲げています。
なので、たとえば、中学校にはほとんどいけなくて、授業も受けていない子もいるんですね。
でも、「やりたいこと・なりたい自分」を見つけて、高校(通信制・定時制含む)に行こう、と決める子も多いです。
「高校卒業の資格を得る」
このスキルは、いまだに必要とする場所は多いのが現状です。
(大学にしろ、専門学校にしろ、就職にしろ)
だから、「高校卒業の資格を得る」と決めた子に、えすてぃむはとことん寄り添います。
そして、不思議なことに、そのように決意した子は、数ヶ月で中学3年間の「数学」や「英語」の基本ができるようになるんですね。
では、教科学習において「できない」を「できた!」にするために、えすてぃむではどのようなアプローチをしているのか?
よく親御さんからもご質問いただくので、記載しておきます。
数学のニーズが多いので、それを例に取りますね。
えすてぃむでまずお子さんと一緒に確認するのは、「スラスラ解ける問題はどこなのか?」を探すことです。
足し算・引き算・掛け算の九九・・・と順を追っていって、「どこまではスラスラできるのか?」を見るんですね。
「小数」「分数」「割り算」あたりになると「う〜ん、難しい」となる子もいます。
でも、この「できるところとできないところの区別をつける」ところまでいけば、簡単に次のステップに行くことができるんですね。
「できないところに関しては、教科書の例題を丁寧にやる」
これがコツになります。
例題は、たいていの場合、代表的な問題の解き方が丁寧に書かれています。
最初は、例題を見ながら、他の問題を解いて「できた気持ちになる」のが大事なんですね。
もちろん、それだけでは他の問題が解けるようにならないので、今度は「例題を隠して」、他の似たような問題を解いてみます。
わからなくなったら、また例題を見る、という感じですね。
そして、同じタイプの問題ができるようになったら、一緒に喜ぶ。
その次に大切なのは、すぐに次の単元に進まない、ということです。
例題が完全に解けるようになったら、基本的な問題集でいいので、数字を変えた問題をさらに5題くらいやると、自信になります。
えすてぃむでは、このプロセスを「ホップ→ステップ→ジャンボ!」」と呼んで、お子さんと笑いながら勉強しています。
えすてぃむにセッションに来ている子は、「定時制・通信制」の高校に通う子も多いのですが、数学や英語の基本ができてきて、たいていその高校の上位にいます。(そして、お友達に勉強を教える役をしている子もいます)
やり方がわかると、楽しくなることがある。
それも事実です。
ぼくはこどもたちと話しながら教科の勉強をするのが大好きですね〜。
普通科に通っている子に対しても、だいたい同じアプローチです。
(ぼくが毎週ミニテストを作って、解き方を”思い出す”というプロセスが加わる感じです)
参考になれば嬉しいです^^