「イライラする前に、えすてぃむに行ったらいいのに」と言われて
「えすてぃむのクラスがあった次の日は、こどもが元気に学校に行くんですよね」
あるお母さんから、先日こんな嬉しい言葉をいただきました。
この言葉、どっかで聞いたことがあるなぁ、ってふと思ったんですね。
思い出してみたら、数ヶ月前の高校生の塾生の子からでした。
「お母さん、もっとえすてぃむのセッションに来たらいいのに。だって、えすてぃむがあった日は家で優しいから」
その高校生の女の子は、お母さんがえすてぃむに迎えに来たときに、面と向かってもこの前言っていました^^;
「お母さんさ、イライラする前にえすてぃむに来たほうかいいよ」
この言葉には、お母さんも苦笑いしながら戸惑っていましたね ^^;
ただ、えすてぃむでおこなっている個別セッションは、本当に基本中の基本のコーチングだけです。
「家で娘さんとの会話、どうですか?」(現状の理解)
「お母さんが気になっていることって、どんなことですか?」(問題の共有)
「何から始めていきましょうか?」(小さな行動の決定)
簡単にまとめるとこのような対話に流れになります。
親子塾えすてぃむでは、コーチングでも教科学習サポートでも、「基本」を愚直なくらい丁寧におこなっています。
でも、来れば必ず「前に進む」から、スッキリ&ワクワクするんだそうです。(その高校生の女の子の場合)
結果として、教科学習でも(自分が欲しい)成果を得ているのは言うまでもありません。
お母さんにとっても、「話を聴いてもらえる場所」だから、これもまたスッキリして、そのあと「心にスペース」ができるんですね。
その「心のスペース」が鍵です。
お母さんに「心のスペース」があると、こどもはとてもとても(大切なので2回繰り返します)安心するんです。
家庭内で安心すると、自分は「夢・目標」に向けて、力を注ぐことができる。
シンプルなメカニズムですよね。
このシンプルさが、教育の中にどんどん広がっていくといいな、と思います。