長岡が戊辰戦争に入った、決意の地に行ってきました

2017年の12月は、
引き寄せられるように
司馬遼太郎さんの『峠』を
読みました。

(本は持っていたのですが、
ずっと本棚の中で眠っていたんです ^^;)

歴史小説で、
幕末の越後長岡藩の家老・
河井継之助の姿が生き生きと
描かれています。

「心をつねに曇らさずに保っておくと、物事がよくみえる。
学問とは何か。心を澄ませ感応力を鋭敏にする道である」
(『峠(上)』より)

自分が「師」と決めたら、
それが人であれ本であれ、
何度も何度も対話を重ね、
読み込んで自分のものとする。

上杉謙信、織田信長なら
どう考え、どう動いただろう、
と常に知識と「行動」を結びつける。

河井継之助のこのような生き様に
ぼくも惹かれました。

そして、
インターネットで調べると、
面白いことがわかったんですね。

なんと、
ぼくが住んでいる家(前島町)から
歩いて10分ほどのところにある「前島神社」は
河井継之助が「戊辰戦争」に参戦する
決意を固めた地だったんです。

河井継之助は、
長岡藩を発言力のある
「中立国」にしたい、
というビジョンを持っていました。

だから、けっして
戦争をしたかったわけじゃない。

でも、結果としては、
戦争をせざるをえない状況となり、
戦争に突入していくことになります。

今日、
妻の実家に年始のあいさつにいったとき、
「前島神社」の場所を教えてもらうことができました。

そして、さっそく
行ってみたんですね。

神社は、
雪が降っていて、
人はひとりもいなくて、
しーんと静まりかえっています。

長岡のルーツ(根っこ)の部分に触れて、
ぞくぞくする感じがしました。

今年はこの場所を
散歩コースにしようと思います^^

心が静かながら
ふつふつしたものが湧き出る
素敵な1月2日でした。

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