「なぜ?」「知りたい」「できるようになりたい」を近くで見ること

親子塾えすてぃむは
オープンしてから6年が経ちました。

はじめはゼロだった塾生も
今では12家族以上のご家族に
ご契約いただいています。

親御さんが毎月1回セッションを
受けている場合に限り、
お子さんも個別にセッションを
受講できるのが親子塾の強みです。

※ 親御さんは個別セッションで
 『自己肯定感を育むコーチング』(親子塾えすてぃむオリジナルコンテンツ)
 『こどもが幸せに生きている世界の教育』(オランダイエナプラン教育・南フランスフレネ教育など)
を学びます。

親子塾に在籍している子たちの中には、
オープンしたときからいる子もいます。

その子たちも
中学・高校生へと成長しました。

小さいころから今までの成長を
見守れたことを本当に嬉しく思っています。

もちろん、楽しいことばかりだったとは言いません。

ある子は、
親御さんには言えないことを
親子塾で吐き出して、
「なんでこんなことがおこるんだろう?」
と、いっしょに考えつづけたこともあります。

でも、みんな、
悩みながらも
そのときその一瞬を
一生懸命に生きてきました。

学習塾や予備校では、
その子の成績や進路を見ます。

親子塾えすてぃむでは、
その子の「成長のプロセス」を見ます。

今年の親子塾えすてぃむのこども塾生は、
高校、大学へ進学したいという気持ちの子が
とても多いんですね。

ぼくは「成績」「進学」を
こちらが主導でやっていくのが嫌だから、
親子塾えすてぃむを
「学習塾」という看板にしませんでした。

でも、
こども自身が主体となって、
「なぜ?」
「知りたい」
「できるようになりたい」
「受かりたい」
と思ったときには、
教科学習にも
もちろん寄り添っています。

こどもから出てくる
「これってどういう意味?」
「なんでこのできごとがおこったの?」
「この英単語の頭についてる“ex”って、別の単語にもあったけど、関係あるの?」
のような質問をいっしょに調べたり、
対話しながら勉強するのは
ぼくにとっても楽しい時間です。

ときに、
「白根さん、おれの成績をあげてくれ!」
と依存的な言葉や雰囲気がでてきたときには、
「成績は自分であげるもんだ。本気であげたいんなら、まず自分でできることは自分でやれ。だって、それぼくの夢じゃないし」
と突き放すこともあります。

ぼくとその子とに信頼関係があるからこそ、
他人や環境のせいにしているときは、
真剣に向き合います。

やらされているうちは
本物の勉強ではありませんから。

とまあ、
個別セッションでは
いろんなことがおこりますが、
基本的に親子塾のセッションの時間は
その子が自由に決めることができます。

相談したい子はずっと話しているし、
勉強したい子は
質問をたくさん用意してくるし、
毎週ボードゲームをいっしょにやるのを
楽しみにしている子もいます。

体力勝負の夏。

ひとつひとつのセッションに
心を込めていきます。

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