勉強“好き”を育てたかったら『いもづる式勉強法』

いもづる

ぼくは、学生時代
TVゲームが
すごく好きだったんですね。
(ファミコン世代です)

とくに、
ロールプレイングゲームという、
主人公が魔王をたおしに行く
冒険ゲームが大好きでした。

ゲームにあまりに熱中しすぎて、
夜2時過ぎまでやっていたことも、、、

母親にはこっぴどく叱られ、
何度もゲーム機を取り上げられました ^^;

そのときは
悔しかったですねぇ。

友達と次の日に
ゲームがどこまで進んだか話すのも
楽しみのひとつでしたから。

「ゲームは1日1時間まで」

という“家族ルール”を
ぼくは無視していたので、
ゲーム機を取り上げられたのは、
当然といえば当然ですね。

ただ、それくらい冒険するゲームに
熱中していました。

そして、
ゲームを取り上げられたときは、
しかたなくですが、
ファンタジー小説を読むようになりました。

いまでいうと、
ハリーポッターシリーズのような
世界観の物語です。

ところが、
これにまたはまってしまいまして、、、

友達から借りた
1冊がきっかけでした。

自分がまるで、
本の中を冒険している
ような気持ちになれたんです。

時間を忘れて読みましたね。

やめどきがわからなくて、
徹夜をしたこともありました。

そして、
ファンタジー小説から、
『三国志』というマンガへと
ぼくの興味は移っていきます。

当時、中学校の図書館に
タイミングよく入荷したんです。

これも、本当にワクワクしながら読みました。

(授業中も読んでいました、、、)

三国志は、
強い英雄がたくさん登場して、
活躍する場面に
胸がいつも高鳴っていました。

このことがきっかけで、
歴史がおもしろくなってきました。

歴史の教科書の、
中国の部分に
自然と興味が向くようになったんですね。

その結果、
テスト範囲に中国の歴史が出たとき、
今までとったことがないような高得点を出せたんです!

さらに、
その成功体験に味をしめたぼくは、
それ以降、ずっと歴史のテストだけは
高得点でした。

ひとつの興味から、
とことん深く掘り進んでいく勉強スタイル。

この勉強スタイルを

————————–

『いもづる式勉強法』

————————–

とぼくは呼んでいます。

さつまいもを掘るとわかりますが、
いもづるは、
地に深く根をおろしていて、
ひっぱってもひっぱっても
いもが出てきます。

えっ、こんなに深いところまで
いもが埋まってるの!?

ってびっくりするくらい。

こどもの勉強でも
同じことが言えるんですね。

ぼくが見てきたこどもたちで
勉強“好き”になっていく子は、
この『いもづる式勉強法』
しだいにできるようになっていきます。

興味のある言葉があったら、
いっしょに辞書で調べていく。

辞書のことばが難しいときは、
インターネットで
わかりやすいページを探してみる。

そのページに、
おもしろいことがあったら、
それもついでに読む。

さらに興味が膨らむことがあったら、
それをノートに書き写しておく。

すると、どんどん知識が
結びついていって、
学ぶことが楽しくなっていきます。

しかも、
こどもの表情を見ると、
とってもキラキラしているんですね。

この『いもづる式』による
興味の深まりが、
勉強本来の楽しさです。

『いもづる式勉強法』
小学生くらいから意識してできると、
勉強“好き”に自動的になっていきます。

もちろん、これからはじめても
(大人もふくむ)
“遅い”ということはないので、
ご安心ください ^^

まずははじめの一歩として、

お母さんが
『いもづる式勉強法』
試してみませんか?

たとえば、
好きなドラマがあったら、
そのドラマの脚本家を
インターネットで調べてみる、、、

その脚本家の他の作品を調べてみる、、、

その中で面白そうなものをメモして、
DVDを借りてみる、、、

原作の小説を買って、
寝る前に読んでみる、、、

きっと、とても楽しい時間に
なると思います。

この楽しい時間を繰り返していくと、
いずれ、他の知識と結びついてくるんですね。

そして、その時間を、
お母さんが「楽しい!」と
感じることができると、
そのプラスのエネルギーは
こどもにも伝わっていきます。

『いもづる式勉強方法』

ぜひ、実践してみてください!

Follow me!