“宿題”に対する視点
ぼくはふだん
親子塾えすてぃむの子たち(12〜14人)と
わが子2人の教科学習を見ています。
「見ています」というのは、
「わからないところがあったとき」
「宿題のまるつけ」
をやってほしいと
お願いされたときですね。
そのときに意識しているのは、
たった1つだけです。
「どこまでができていて、どこができていないのか」
つまり、成長(発達)の過程を見ています。
「やればいい。やって終わり」
という見方をぼくはしないので、
こどもたちはもしかしたら
めんどくさいと感じてるかもしれません ^^;
でもまあ、毎回見てほしいと持ってくるので、
見てほしいんだと思うようにしています^^
その確認のときに、
むやみに褒めたり、責めたりという
主観は入れないように気をつけています。
「ここまではよくできているね」
「この問題は、繰り上がりの書き間違えかな。」
「この問題は問題文の意味はわかる?」
という感じで淡々と訊いていく感じです。
できているところの確認、
できていないところの確認、
できないことがあるのがけっして悪いことじゃないんだよ、
という確認。
これがとてもとても重要だと思っています。
その点、学校の先生は
やはり忙し過ぎると思います。
「確認不足」
ぼくは一週間だと
10名くらい「確認」をすればいいわけです。
それでも丁寧に見ると
ちょうどいい人数です。
学校の先生は、
1クラスで最低24名ほど。
教科担任制だと、
クラス数が増えるので
さらにたいへんなのがわかると思います。
でも、「教科学習」は
どこまでができて、
どこまでができていないかの
「確認」が最重要なのは
変わることはありません。
小学生は
最初は◯付けを自分でやる「やり方」が
基本的に最初はわかりません。
でも、宿題を出すだけは出すので、
確認がおろそかになりがちなんです。
こどもたちにとって、
「確認」が上手な先生や親御さんに
見てもらえるのは、
「幸運」ということです。
宿題について必要か否かの議論も必要(とくに小学生)なのですが、
もしやるとしたら、
どういう視点が大切かを
書いてみました。