『全体像 → ピンポイント → 全体像 → ピンポイント ・・・ がリズムと成果を生み出す』

親子塾えすてぃむの子どもたちは、
“学ぶこと”が大好きです。

親子塾で言う“学び”とは、
「学校の5教科」だけといった
せまい枠組みでは
もちろんありません。

ボードゲーム、
野球やテニスなどのスポーツ、
算数や漢字などの教科
プラモデル、
チームビルディング(サークルづくり)、、、

親子塾は、
「自分で決めたこと(夢)に向けて、アクションすること」
はすべて“学び”ととらえています。

子どもたちそれぞれが
「これだ!」と自分で決めた分野に関して、
主体的に動けるようになっていくのは
そんな「考え方」が影響しているのだと思います。

彼らが夢に向かうときの
「学び方(考え方)」で、
いっしょにやっていることがあるんですね。

子どもたち自身が、
成果を感じやすくなる方法です。

それはどんな方法か。

『全体像 → ピンポイント の法則』

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全体像

ピンポイント

全体像

ピンポイント

(何回か繰り返した後、振り返り)
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何をやるにしても、
この思考のプロセスが習慣になっていると、
アクションが具体的になり、
しかも自分が進んでいる道を見失わないので、
成果がつくりやすくなります。

「教科の勉強の例」が伝わりやすいと思うので、
最近あった具体例を書いておきますね。

理科の授業がわかりにくくて、
定期テストの点数がとれる気がしない。
でも、目標があるからどうにかしたい。
でも、自分ではどうしたらいいか、、、
と、ある男の子から相談を受けた後、
いっしょにやったことです。

1.理科のどこがわかりたいのかを把握する(全体像)
  → このときは化学反応式の範囲の教科書をいっしょにパラパラと見て「どこまではわかる?」という声かけになります

2.「ここはできるかも・・・」のところを練習(ピンポイント)
  → このときは元素記号をカードで楽しくやる手法をとりました

3.「できるところ」と「できないところ」を自分で把握(全体像)
  → 教科書をもう一度いっしょに見ます

4.「できないところ」の中で「できるようになりたいところ」をレクチャーする(ピンポイント)
 → ここは「教える」という作業があったほうがよい場合が多いです

5.“自分の力”で「できる(書ける)」ようになったかを確認する(全体像)
 → その子から「わかりました」という言葉が出ても、そこで終わりにはしません。「できる(書ける)」に価値があるし、自信が生まれるので、そこまで寄り添います。


(3にもどる)

余談になりますが、
「教科内容の学習」に関しては、
この1〜5のプロセスを
しっかり見てくれる先生や学習塾は
オススメできます。
(親子塾えすてぃむは学習塾ではないので、
子どもたちからの相談の一事例としてとらえてください)

そして、大事なのは、
しだいに“自分の力で”
できるようになっていくこと。

『全体像 → ピンポイント の法則』は
社会に出てからも
とても役に立つと思います。

これは、
教科の勉強に限らない
「考え方」なんですね。

親子塾の子ども塾生の中で、

プラモデルで優秀賞をとった子も、
ダンスでアシスタントとして活躍している子も、
カードゲームで4位入賞した子も、
同じように
『全体像 → ピンポイント の法則』
が身についてきています。

もっとも大切なのは、
「その子自身が大切にしていることを大切にする」
のは言うまでもありません。

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