こどもが公教育が合わなかった(不登校)ときの、親御さんへのおすすめ行動指針

お子さんが「学校に行かない」と言ったとき、
親御さんはもしかすると
たくさんの不安が広がるかもしれません。

「勉強、これからどうしたらいいの?

「ちゃんと社会に出ていけるのかな」

「わたしの仕事、続けられるのかな。どうしよう・・・」

と。

このとき、不安はあるかと思いますが、いったんこどもの「勉強(教科学習)」のことは脇に置いておいてほしいんですね。

では、こどもが不登校を選んだときに、まず考え、行動するのにオススメなことは何なのか。

それは、『こどもが”できること”と”できないこと”を親御さんが客観的に見てあげること』です。

さらに、『こどもが”好きなこと”と”嫌いなこと”も客観的に見てあげること』です。

【できること】
・着替え
・歯磨き
・1人で寝ること

【できないこと』
・部屋の掃除
・茶碗を流しに持っていく
・次の日の準備

この整理ができた後の行動指針は、
「できることは大切に育てていくこと」
「できないことは、悪いことではないことを知っておくこと」
「できないことは、こどもと相談して、1つずつできるようにしていくこと」
となります。

なぜ、この行動指針が重要なのか。

それは、ぼくたち親のほうが、一般的にはこどもより早く死ぬからです。

つまり、こどもが「ひとり暮らし」ができるイメージで、「できることは伸ばす。できないことは、1つずつ自分でできるようにする」ということを意識するのが大切だと考えます。

そのことを考えると、「勉強」の優先順位は、意外と上位にくることは少ないんですね。

しかも、この行動指針は、何よりも「自己肯定感」をゆるやかに育んでいく手法なんです。

「できないことを1つずつできるようにするステップ」では、初めは「靴をならべる」とか「自分の洗濯物を洗濯かごに入れる」とかう〜んと小さい行動がおすすめです。

このおすすめの行動指針は、じつは親子塾えすてぃむで、親御さんとの対話の中で少しずつ言語化されて、実践を繰り返して、いまでは多くの親御さん塾生が「こどもの自己肯定感を育む」という観点で成果を出し続けている手法なんです。

この行動指針でできることが増えていった子は、「勉強(教科学習)」も少しずつ入っていくことも多いです。
(数ヶ月〜数年後の話とはなりますが)

自分のやりたいことが見えてくると、勉強が必要な場面も増えていくためです。

でも、それに”気づく”のは、親御さんではなく、お子さん自身なんですよね。

だからこそ、勉強に自分で意味を感じ、前のめりで学習していく。

親御さんとぼくはその成長を急かさずに見ていくことになります。

ただ、面白いもので、親子塾えすてぃむに来ているこども塾生の中には、通信制や単位制の高校に通う子もいますが、1からスタートした数学でトップクラスへとかけ上がった子もいるくらいです。

自分で「やりたい」と思って、色々と調べて、行動できる、って、本当にパワフルです。

「こどもが公教育が合わなかった(不登校)ときに、親御さんへのおすすめの行動指針」

それは、
『こどもが”できること”と”できないこと”を親御さんが客観的に見てあげること』
『こどもが”好きなこと”と”嫌いなこと”も客観的に見てあげること』

です。

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