「選ぶ力」と「自己肯定感」の関係について

親子塾えすてぃむに
通っている子の成長を見ていると、
やはり「選ぶ力」が
格段に上がってきていることに
気づかされます。

この夏休み、
ある高校2年生の子は
初めて大阪・兵庫まで
一人旅をしてきました。

ある時期から高校に行けなくなって、
家とえすてぃむだけが活動範囲に
なったこともあったんです。

その子といっしょにやったことは、
「やりたいことリスト」
「大切にしていることリスト」を
少しずつ書き出していくこと。

はじめは
そのリストは真っ白でした。

「やりたいことはないです・・・
 勉強もしたくないし・・・」
という感じで。

まずはいっしょに
ボードゲームやSwitchのマリオカートを
いっしょにプレイしました。

会話の中で「ゲームが好き」という言葉を
キャッチしたからです。

いっしょにプレイするうちに、
その子からさらに次のような言葉が出てきました。

「Youtube見てたら、
 マージャン面白そうだなって。
 スマホのゲームをダウンロードしたところなんです」

「やりたいことリスト」に
・マージャン
と追加されました。

ぼくも実際にいっしょにやってみると、
ドンジャラよりも役やルールがあって、
難しいけど面白い!と感じたんですよね。

その後、マージャンの牌(パイ)を買って、
ゲームではなく、リアルでもやってみました。

そんな感じで、「やりたいこと」と「対話」から
その子の「やりたいことリスト」は
3ヶ月を過ぎるころには、
10個を超えていました。

そこからさらにストーリーはあるのですが、
7月下旬、その高校生の男の子は、
なんと一人旅ができるようにまでなったんですよね。

「やりたいことリスト」から
自分で「選んでやってみる」こと。
※そのときに、多少のサポートがいることもあります。

「選んでやってみたこと」を
成功も失敗も含めて、いっしょに振り返ってみること。
(それが「体験」として残ります)

それを繰り返して「選ぶ筋力」をつけていくこと。

なぜそれが好きなのかを「対話」してみること。

「自分で選んだこと」を「一歩進めること」に対して
充足感があると、それは自己肯定感にもつながっていきます。

「自分で選ぶこと」

シンプルではありますが、
その力(筋力)を育んでいくことが
社会に出てから
揺るぎないスキルとなると
親子塾えすてぃむでは確信しています。

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