親にとっての「待つ」時間は、子どもにとっての「冒険する」時間

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先週は、ぼくが娘からおたふく風邪をもらって、3日間ほど寝込んでいました ^^;

強制的に家にいる時間が多かったおかげで、久しぶりに子どもたちと過ごす時間を長くとることができたんですね。

ぼくには4月から小学生になる6歳の娘と、3歳の息子がいます。

3歳の息子はまだ文字は読めませんが、本の中からキャラクターや動物を探すのが大好きです。
(『ウォーリーを探せ』に似たような本です)

「この動物はどこにいるだろうね?」とぼく。

「う〜んとね、、、まってね、ちゅーちぇー(ぼく)がさがす!!」
と息子。

息子は、じっくり本の中の動物を探します。

ぼくが一生懸命に探そうとすると叱られるので、ゆっくり待つことになります。

、、、風邪で家にいる時間がゆっくりとれるからこそ、「待つ」余裕があったんですね。

時間に追われていることが多いときは、少し待つと、時間への焦りが出てきてしまうことがいかに多いことか ^^;

でも、よーく観察してみると、ぼくにとっての「待つ」時間は、息子にとっての「冒険する」時間でした。

大切な大切な時間です。

真剣な目で、本の中を冒険する。

自分で「考えて」、冒険をする。

そして、エキサイティングな発見をしていく。

今まで知らなかった新しい世界を知っていく。

この体験って、すごいことですよね。

親と子の自己肯定感を育む親子塾えすてぃむでも、お母さんお父さんから子どもとのコミュニケーションに関する相談を受けています。

その中で、
「子どもを見守るのがいい、って頭ではわかっているんですけど、なかなかうまくできないんですよね、、、」
というお悩みも多くいただくんですね。

ぼくも親として、そのお気持ちがよくわかります。

親が観ている世界と、子どもが観ている世界は、まったく違います。

それを親の目線に合わせさせようとすると、イライラの感情が出てきますよね。

でも、子どもには子どもの大切にしている世界観がある。

大切なのは、まずはぼくたち親が子どもの世界観に「好奇心」を寄せることなのかもしれませんね。

子どもの感情に「共感する」と、言い換えることもできます。

親にとっての「待つ」時間は、子どもにとっての「冒険する」時間。

「今日は、どんな世界を冒険しているの?」

「冒険」の時間を、大切にしたいですね。

子どもたちにとっても、そして、ぼくたち親にとっても。

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