6周年の感謝と、これからのビジョン

2015年3月1日に長岡市に
親子塾えすてぃむが誕生しました。

親御さんが
「子どもの自己肯定感を育むコーチング(『言葉マジック』)」
「世界の新しい教育(イエナプラン教育、フレネ教育など)」
を学べるフリースクール【自由学校】です。

学び続け、
共感してくださる親御さんが増えて、
こうして6周年をむかえることができました。

本当にありがとうございます。

でも、親子塾をはじめた当初は、
うまくいかないことのほうが
もちろん多かったです。

新潟県はおろか、
全国的にも現在でも「親子塾」は
あまり存在していないことからも
それがわかると思います。

『言葉マジック』のセミナーを
まちなかキャンパスで開催したときは、

「新しい学びがあってとてもよかったです。
 親が新しい考え方を習得する、宗教みたいな感じですね」

「言葉の使い方はたしかに大切ですけど、
 子どもに勉強させることもやはり必要だと思います」

という、マイナスの評価も
いただいたりもしました。

それらの言葉をいただくたびに、
悲しい気持ちになり落ち込むこともありました。

でも、結局、何度考えても
ぼく自身が
親子塾えすてぃむの事業が大好きで、
これからの世の中に必要だと確信していて、
「これしかない!」という覚悟があるがゆえに
評価に押し潰されることなく、
やり続けることができたわけです。

マイナスの評価はある程度は受けとめつつ、
一歩一歩、やりたいこと、
すべきことをやってきました。

その歩みはカメの歩みだったと思います。

でも、
そのカメの歩みの中で
ごいっしょしたご家族の成長は
ぼくにとっては何にも代え難い
仕事の成果でした。

ぼくは「学び場」を創りました。

「居場所」が創りたかったわけじゃないんです。

ぼくがイメージしている「学び場」は、
自分が選んだことで突き抜ける「飛躍場所」です。

自分だけがよければいい、のではなく、
「自分の大切なことも大切にできるし、相手が大切にしていることも大切にできること」
を教える場です。

そこには親御さんとお子さんの区別はありません。

ぼくは「飛躍場所」の作り手として、
突き抜けていきたいと思っています。

親子塾えすてぃむに通う
親御さんやお子さんから

「白根さん、ぼくも新しいコミュニティを自分でつくりました!
 まちキャンで子どもたちを集めて、ボードゲーム会します!」

「わたしの住む町でも、白根さんから教わったサークル対話できるようになりました。お母さんたちが安心して対話できる場を育てていきますね」

というメッセージをいただくたびに、
(あきらめることなく、やってきてよかったなぁ、、、)
と感慨深く思います。

親子塾えすてぃむのストーリーは、
これからも続きます。

きっといっしょに歩んでくれる仲間も増えていくでしょう。

でも、親子塾えすてぃむを
はじめたときの“想い”だけはぶらさずに
いきたいと思っています。

「親と子がたがいに自己肯定感を育み合える学び場をつくる」

6年間、本当にありがとうございました!

これからも
親子塾えすてぃむを
どうぞよろしくお願いいたします。

Follow me!